大手探偵事務所・興信所の契約数や売上金額のアピールについて

2021年5月31日

お金

大手探偵事務所・興信所の売上、契約数

探偵や興信所のウェブサイトを見ると、「年間契約数○千件」「売上金額○億」などを目にすることがあるのではないかと思います。(※特に大手と言われる探偵事務所、もしくは大手を自称している探偵事務所)

商品を宣伝する時に、その商品が売れていることをアピールするために「売上の実績」を掲載するというのは常套手段の一つかと思いますが、探偵・興信所でもこのような手法をとっているところがあります。

「日本一の売上高」などと豪語しているところまで見受けられます。

依頼は数字で表現するものではない

探偵事務所や興信所は相談者から秘匿性の高い依頼を請け負う業務です。

中には悩み苦しんだ末に依頼される方もいらっしゃいますし、現在進行形でトラブルに巻き込まれている方もいらっしゃいます。

また、探偵や興信所に依頼したら何でも問題が解決するわけではありません。ケースによっては解決に至っていない方もいらっしゃいます。

彼らはそれを全てひとくくりに「売上」「年間契約数」などと表現しているわけです。

そういった表現を使用した露骨なアピールを見ていると「探偵事務所・興信所はどこもそんなものなのか?」と思われたくはないという気持ちにさせられます。

真剣に悩んで相談に来られた方々の依頼をまるで「商品をたくさん売った」かのように数字でアピールするのは極めてよろしくありません。

依頼は一つ一つこなしていくものであって、オーダーメイドのように調査を行います。一気に数をこなしたり同じ商品を大量生産するようなものではないというのが私の考えです。

依頼者一人平均百万円以上の売上

ところで実際に年間契約数と売上金額をウェブサイト上でアピールしているある探偵社の例では、一人の依頼者につき少なくとも百数十万円の依頼料を取っていることになっています。

百数十万円というのは普通に考えてかなりの高額です。

だいたい探偵・興信所の調査は商品のように店頭に並んだりしているわけではないので、それが正確な数字なのかどうか、虚偽の表示ではないのかどうかは外部からはわかりません。
架空の数字である可能性も十分あります。

しかし、それが事実だとしても、そんな高額な依頼料を臆面もなく宣伝に利用することは少なくとも私の考えの選択肢には入りません。

他社との競争に勝ちたいのはもちろん理解できますが、数字のアピールは宣伝の常套手段なだけで探偵もそうすれば良いという根拠があるわけではないでしょう。

それは探偵の仕事に意義を見出しているから探偵業をやっているのではなく、売上で他社に勝つことを第一の目的とした探偵業になってはいないか?と疑問に思います。

現在、大手とされる探偵事務所・興信所とは?

現在の探偵業界において「大手」とされる探偵事務所・興信所は以下になります。

  • 原一探偵事務所
  • 総合探偵社MR
  • RCL探偵事務所
  • ガルエージェンシー
  • さくら幸子探偵事務所

原一探偵事務所

原一探偵事務所はTVなどのメディア戦略で知名度を上げた探偵社ではないでしょうか。ネットでの宣伝も早い時期からガンガンやっていたイメージがあります。

私も最初に知った探偵事務所は原一探偵事務所でテレビ番組で見ましたね。

総合探偵社MR

総合探偵社MRは「女性の代表者」を表に出すメディア戦略で有名になった探偵社でしょう。

同社の口コミでも見られましたがチラシ配りをやっているのでポストの中にチラシが入っていたという人も多いのではないでしょうか。

RCL探偵事務所

RCL探偵事務所は総合探偵社MRから分裂してできた探偵社です。

「浮気調査の成功報酬制」を売りにしたネット広告をガンガンに出しておりここ数年ですぐに大手と言われる探偵事務所になりましたが、口コミ数からも実際にかなり依頼が多い探偵事務所なのかな?という気がします。

ガルエージェンシー

ネットメディア「探偵ファイル」の運営などでも知名度がある探偵社で、フランチャイズ展開や女性の代表者押し、探偵学校運営、チラシ配り宣伝などの元祖(かどうかわかりませんが)というイメージがあります。

10年くらい前なら一番に名前があがったであろう探偵社だと思いますが、最近は影が薄いような気もしますね。

さくら幸子探偵事務所

さくら幸子探偵事務所はここ数年で大手となった探偵社です(たぶん)。ネット宣伝で継続的に見かけるようになりました。

女性の名前(架空ですが)がついている探偵事務所ではおそらく現在一番知名度のある探偵社でしょう。

探偵さがしのタントくん