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探偵・興信所の契約数や売上金額のアピールについて

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お金

売上、契約数

探偵や興信所のウェブサイトを見ると、「年間契約数○千件」「売上金額○億」などを目にすることがあるのではないかと思います。

商品を宣伝する時に、その商品が売れていることをアピールするために「売上の実績」を掲載するというのは常套手段の一つかと思いますが、探偵・興信所でもこのような手法をとっているところがあります。

「日本一の売上高」などと豪語しているところまで見受けられます。

依頼は数字で表現するものではない

探偵事務所や興信所は相談者から秘匿性の高い依頼を請け負う業務です。

中には悩み苦しんだ末に依頼される方もいらっしゃいますし、現在進行形でトラブルに巻き込まれている方もいらっしゃいます。

また、探偵や興信所に依頼したら何でも問題が解決するわけではありません。ケースによっては解決に至っていない方もいらっしゃいます。

彼らはそれを全てひとくくりに「売上」「年間契約数」などと表現しているわけです。

そういった表現を使用した露骨なアピールを見ていると、探偵事務所・興信所はどこもそんなものなのかと思われたくはないという気持ちにさせられます。

真剣に悩んで相談に来られた方々の依頼を、まるで商品をたくさん売ったかのように数字でアピールするのは極めてよろしくありません。

依頼は一つ一つこなしていくものであって、オーダーメイドのように調査を行います。
一気に数をこなしたり同じ商品を大量生産するようなものではないというのが私の考えです。

依頼者一人平均百万円以上の売上

ところで実際に年間契約数と売上金額をウェブサイト上でアピールしているある探偵社の例では、一人の依頼者につき少なくとも百数十万円の依頼料を取っていることになっています。

百数十万円というのは普通に考えてかなりの高額です。

だいたい探偵・興信所の調査は商品のように店頭に並んだりしているわけではないので、それが正確な数字なのかどうか、虚偽の表示ではないのかどうかは外部からはわかりません。
架空の数字である可能性も十分あります。

しかし、それが事実だとしても、そんな高額な依頼料を臆面もなく宣伝に利用することは、私の考えの選択肢には入りません。

他社との競争に勝ちたいのはもちろん理解できますが、数字のアピールは宣伝の常套手段なだけで、探偵もそうすれば良いという根拠があるわけではないのです。

それは探偵をやりたいから探偵業をやっているのではなく、売上で他社に勝つことを第一の目的とした探偵業になってはいないか?と疑問に思います。

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